不登校が12万強
中3が3分の1強に
2005年度に病気などを除く心理的、情緒的要因などで30日間以上欠席
した「不登校」の小中学生が前年度に比べ
約1100人少ない12万2255人だったことが8月10日発表された
文部科学省の学校基本調査速報で分かった
調査は今年5月1日現在で実施され、国公私立校すべてが対象
内訳は小学生が22709人(前年比609人減)
中学生が99546人(同494人減)
割合では小学生は0.32%で前年度から横ばいだが、
中学生は2.75%で前年度よりやや高かった
学年が上がるほど不登校の人数は増え、中学3年は学年別で最多の
41044人で、全体の3分の1強を占めた
不登校となった直接のきっかけは
小学生が病気やその他の「本人の問題」が36.4%
中学生は友人関係など「学校生活」が39.0%で最多
その後、不登校が継続する原因は、不安を中心をした
「情緒的混乱」が小中学生と最多で、全体の31.2%
いずれも各学校の分析に基づく
学校復帰を支援する適応指導教室や児童相談所などで相談、指導を受ける
などして「欠席扱い」となった小中学生は計16908人
これとは別に、昨年7月から全国で認められたパソコンなどを使った自宅
学習だけで、出席扱いとなったのは130人だった
出席扱いに含まれる子の中には適応指導教室に通っている子や
保健室や特別教室だけに登校する『グレーゾーン』の
生徒達も含まれる。
中学校で不登校が増える背景として「学校の荒れがひどくなり、反動から
学校が管理や統制を強める傾向にある、神経が細い子には耐えられない」
と指摘される方もいる
絶対評価の導入で評価の基準が細分化されたことも一因に挙げ
「挙手や発言の回数、意欲や態度が毎授業ごとに細かチェックされるように
なり、学校に居づらい状況が拡大している」とも話されている
(8/11中日)