「読み聞かせ」とは?
「読み聞かせ」
は乳幼児の脳の発達にとって、大変重要な役割があります
久保田競先生(日本福祉大学教授、京都大学名誉教授)が言われるには
読書や読み聞かせは脳の発達にどのような効果があるのか
まず脳の仕組みは
「脳」には「ニューロン」という
莫大な神経細胞があり、この「ニューロン」によって、考えたり、感じたり
考えたこと、感じたことを思い出したりできます
ニューロンは他のニューロンから情報を受け取ったり、他のニューロンへ
情報を送ったりして働いています
送り手と受け手のニューロンは結びついて神経回路を通じ、情報が
伝達していくわけです
ニューロンにはいくつかの突起があり、その中でも一つだけ長く伸びている
突起を「軸策」と
いい、それ以外の突起は「樹状突起」といいます
軸策の先端はちょっとふくらんでいて、それを「シナプス」といい
この「シナプス」が他のニューロン樹状突起とつながります
この継ぎ目の部分はくっついているのではなく、少し間が空いていて
神経伝達物質によって情報が伝えられていきます
そうして伝わっていく情報を 「神経情報」といいますが
これがどんどん伝わることによりニューロンが働くようになります
生まれたばかりの赤ちゃんにはシプナスはことんどありません
しかし、脳が形成されていく過程で、ものすごい勢いでシプナスができます
生後8ヶ月から10ヶ月の頃にシプナスの数が最高になり、後は減っていきます
その最高時期は「シプナス過剰形成期」と言われています
このシプナスは、使うことによって働くのですが、使わずほうっておくと
神経情報が伝わらず、ニューロンは死んでしまいます
この時期は活発にシプナスが形成されているので、脳を使うことが大切です
脳は外からの情報を受け取って、それに対して反応する働きを
つかさどっています
外から情報とは目、耳、皮膚などの五感を通して入ってくる情報
それに対して反応するとは
声を出す、しゃべる、手や足を動かすという事です
ですから、この時期にあらゆる感覚器官を使って見たり、聞いたり、匂いを
嗅いだり、手や足を使ったり、言葉も何かしゃべったりする事が出来るように
していくことです
そうすると、2歳から3歳の時期に段々言葉がわかるようになり
しゃべるようになります
その意味で「読み聞かせは」、脳の発達にとても効果があるのです
五感を通して、子供はお母さんから多くの情報を受け取り、言葉も覚えます
繰り返し読んでいるうちに、子どもは本の内容を全部覚えてしまう事も
あります
久保田競(くぼた きそう)
東京大学医学部卒、同大学院生物系研究科第一基礎医学専攻博士課程
終了。日本福祉大学教授。大脳における前頭連合野研究の第一人者。
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などがある