妊婦検診を受ける必要性

2007年9月発表によると

妊婦検診を受けずに出産した場合
子供の死亡率は通常の約18倍に上がるなど
非常にリスクが高いことが日本医科大多摩永山病院の
分析でわかりました

救急搬送先が決まらず死産した奈良県の妊婦さんも
検診を受けておらず、この問題が注目されていました

日本医科大多摩永山病院の中井教授は
「検診の重要性を再認識させる結果である母子保健に関して
さらなる啓発が必要」と話されています

中井教授らは、妊婦検診を受けずに多摩永山病院に
救急搬送されるなどした出産例を詳しく調べた

1997年1月から2006年1月までの9年間に34例あり
最年少15歳   最年長44歳  
24歳以下の低年齢層が多く、24人が未入籍でした

このうち、死産と生後間まもない死亡が各2例あり
子の死亡は4人(12%)でした

妊娠22週から生後1週間までの
「周産期死亡率」は全国平均の17.6倍でした

2500グラム以下の低出生体重児は12例で(35%)
約4倍の頻度で、10例(30%)が新生児集中治療室(NICU)への
入院を要しました

未受診の理由は
「経済的理由」が10例
「妊娠に気付かなかった」が7例
「気づいていたが放置」が3例あり

中井教授は
「未受診妊婦は経済的問題を抱えていることが多く、
社会福祉的なアプローチも重要」と語っています